シェア、サブスク、オンデマンド。最近耳にすることの多いフレーズであるが、これまでは、全て「所有」が中心であった商品との、全く新しい接し方である。簡単にいうと、所有することなく必要な時にだけ「利用」するのが、ユーザーとプロダクトを繋げる新しい体験になってきている。
その背景にはインターネットとモバイルテクノロジーの発達があり、現代のインフラで育ったような世代にとっては、むしろ所有しない方が一般的にもなりつつある。
時代と共に変化するライフスタイル
例えば、これまでは頑張ってローンを組んで買うのが一般的だった自動車も、カーシェアを利用すれば、必要な時に好みの車両を時間単位で利用が可能になった。それにより、所有する事の合理性が下がった。
参考: 若者が車を所有しなくなった6つの理由
また、1つの住所を持たずにその日ごとに最適な場所で生活するアドレスホッパーや、Airbnbやカウチサーフィンなどのサービスを活用し、極端に自由なライフスタイルを送っている人も出てきている。
参考: しばらくはAirbnbか彼女の家で
これは、プロダクト提供側から考えてみると、今までの「作る > 売る」のモデルに大きな変革が起こり始めており、いわゆる製造業であったとしても、これからはサービスの提供ができるか否かがその企業の将来を大きく左右する事になる。
ミレ二アル世代がプロダクトのサービス化を加速させる
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