ビットキーは6月20日、森トラストおよび複数の事業会社経営者、エンジェル投資家を引受先とする第三者割当増資により、総額約7.4億円の資金調達を実施した。累計調達額は約10.8億円となる。
同社はスマートロックの「bitlock LITE」(ビットロック ライト)を手がけている企業。bitlock LITEは発売から2カ月で5万台以上を受注したとのこと。スマートフォンからBluetooth経由で施錠と解錠ができる製品で、製品本体は既存のドアの内側に強力な粘着テープで貼り付けることで固定できる。初期費用は0円で、年払い税別3600円(月あたり300円)、月払い税別360円のサブスクリプションサービスとして利用できる点が特徴だ。なお施錠/解錠については、別売りの専用ボタン「bit button」も利用できる。
今回の資金調達により、量産・供給体制を拡充するほか、営業人員体制およびカスタマーサクセス人員体制も強化するとのこと。これらの体制強化によって、2019年中に流通合計数20万台以上を目指す。なお今夏には、マンションや集合住宅向けのオートロック対応の新製品やbitlockの上位モデル、ICカードでの施錠/解錠を可能にするカードリーダーなどの周辺製品も順次販売するという。
Source: TEC
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