『届く!刺さる!!売れる!!!キャッチコピーの極意』
「ヒラ社員なのにキャッチコピーを考えさせられる」「個人経営でコピーライターに依頼する予算がない」「製品の良さが伝わらず、売れ行きが伸びない」そんな悩みを抱える方々にお薦めしたいのが、『届く!刺さる!!売れる!!!キャッチコピーの極意』(明日香出版社)だ。
著者の弓削徹(ゆげ・とおる)氏は、SONYやサントリー、オリンパスなど2200社の販売拡大に貢献してきたベテランコピーライターでマーケティングコンサルタント。「ノートパソコン」の名付け親でもある。
本書によると、キャッチコピーで思うような結果が得られない理由は、
「キャッチコピーを読んだお客様の心に『買う理由』が生まれていないから」
例えば、アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、 iPod の発表で「1000曲を持ち歩ける!」と プレゼンし、多くのユーザーにメリットを明確にイメージさせた。これが、「大容量5 GB です!」だったら、大勢のユーザーの心には響かなかっただろう。
ビジネスの成否を大きく左右するのはキャッチコピーだと説く本書は、規模の大小に関らず、「ビジネスを成功に導く言葉」のメソッドが、ぎっしり詰まった一冊となっている。(文:篠原みつき)
「誰に」「何を」「どう言うか」を徹底的に考える
Source: キャリコネ
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