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南西諸島で使えないAAV7を入れた陸幕の見識

経済ニュース
さて先日、軍事見本市、MASTジャパンに行ってきました。
前回も初回よりもしょぼかったのですが、今回は更にスペースが約半分に縮小されておりました。
余り見るべきものがなかったというのが正直な感想です。次もやるんでしょうかね?
さて、防衛装備庁のブースでは三菱重工がオウンベンチャーで始めて、いまは装備庁の開発予算がついたMAV(Mitsubishi Amphibious Vehicle)で面白い展示がありました。

これの開発が必要な理由にAAV7(編集部注:Assault Amphibious Vehicle,personnel.model7:水陸両用強襲輸送車7型)がサンゴ礁を超えられない、対してMAVはウォータージェットのアシストでサンゴ礁を超えられる、というのが上げられておりました。
あーあ、言っちゃったよ。という感じです。
AAV7がサンゴ礁を越えられないのは周知の事実ですが、それを理由に新型の水陸両用装甲車を開発する、というのは無責任じゃないでしょうか。
そもそもAAV7は南西諸島で島嶼防衛を念頭に調達されました。
ぼくは当初からサンゴ礁や護岸工事された海岸を登れないAAV7は不向きであると申し上げてきました。
であればLSTなどとバイキングのような踏破力の高い水陸両用装甲車、あるいは空輸が可能な装甲車といった選択も真剣に検討すべきと申し上げてきました。
ところが防衛省

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