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リベラル派の台頭、米国でカーボン・オフセット普及をサポート?

経済ニュース
米国のトランプ大統領は地球温暖化に懐疑的な姿勢を貫く一方で、アメリカ人の間では地球温暖化への意識が着実に変化しつつあります。
2019年の北東部のポーラー・ボーテックス(極渦)の他、中西部の洪水、さらには2018年のカリフォルニア州の干ばつなど、米国でも地球温暖化に関わる極端な気候変化が見られていることが一因です。ついでに申し上げるなら近年、アメリカ人の間で自身をリベラル派がじわり増加している点も、サステナブルな地球への個人的な取り組みを後押ししているのでしょう。
作成:My Big Apple NY
そのような状況下、エコバッグの利用や脱プラスチックをめぐる運動が加速するだけでなく、”カーボン・オフセット”という取り組みがその根を米国でめぐらせつつあります。カーボン・オフセットとは、環境省いわく「日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方」です。
人間は、食事や買い物、通勤を始めとした移動を通じ、生きているだけで二酸化炭素を排出してしまうもの。世界銀行によれば、アメリカ人1人当たりのCO2排出量(同等量)は2014年時点で平均16.5トンに及

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