9回目の開催となった、データマーケティングを学ぶ国内唯一のスクール『b→academy』。今回は株式会社一休、代表取締役兼データサイエンティストの榊 淳氏にご登壇頂いた。多数の競合が乱立する宿泊予約サイト市場において、わずか5年で時価総額100億円から1,000億円への成長を実現した『一休』。その成功を支えた、850万の会員データを活用した『データマーケティング』について、自らデータサイエンティストとして実現した成長の裏側に迫った。
『一休』参画まで
榊氏は、みずほ銀行でトレーディングを経験したのち、留学。主にコンピュータサイエンスを学んだ。その後、世界的コンサルティングファームBCGからオファーされ10年間データサイエンスとは関係のない仕事に従事。そして、ターンアラウンド領域におけるグローバルリーディングファームであるアリックスパートナーズへ。該社での最後の顧客が『一休』であり、2013年に正式入社。2014年には取締役副社長COO、2016年より代表取締役社長に就任している。
競争の優位性は”顧客に向き合うこと”
株式会社一休創業の2000年の頃、宿泊施設のインターネット予約は殆どなかったが、2012年頃からインターネットで宿泊できる施設が増え、予約自体も増加していった。それに伴い、宿泊施設のインターネット予約サイトも増え始めたが、同じのホテルならどのサイトでも価格はほぼ
【b→academy#9】「一休」の“本当にすごい”データマーケティングデータで支えたサービス再成長の舞台裏、“超LTV経営”と“最良のUX設計”に迫る
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