フリーランスのマーケットプレイスのFiverrはギグエコノミーと密接に関わる存在となった。しかしCEOのMicha Kaufman(ミカ・カウフマン)氏は「すべてのギグエコノミー企業が平等につくられているわけではない」と主張する。
Fiverrがニューヨーク証券取引所にデビューした昨日の午後に私はカウフマン氏と話した。Fiverrの株価はその日、IPO価格を90%上回った。
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Fiverrのフリーランサーのコミュニティについての話しの中で、私はUberのIPO前にあったドライバーによるストライキの例を挙げて、いかにフリーランサーたちがFiverrの上場で恩恵を受けられるようにするのかカウフマン氏に尋ねた。それについて彼は「Fiverrセラーは往々にして非常に高い技術を持っていて、彼らが仕事の契約や支払いを決める」と指摘した。
そして「これが、ギグエコノミーと呼ばれている他のプラットフォームと異なる点だ」と話した。この構造では、例えば、サンフランシスコに住んでいるフリーランスデザイナーは、より安く仕事を引き受ける世界のどこかにいる誰かの価格についてさほど心配しなくてもいいことになる。
「入札にかけるマーケットでは必ず売り圧力がある。しかしフリーランサーが自らの専門範囲やタイミング、価格を決めるマーケット
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