バロンズ誌、今週のカバーは世界で最も優秀な最高経営責任者(CEO)トップ30を紹介する。米国の追加関税措置をはじめ不確実性が高まるなか、女性のCEOも注目され記事中に写真で取り上げられたのは半導体メーカー大手アドバンスド・マイクロ・デバイシズのリサ・スー氏だ。
マサチューセッツ工科大学出身のスー氏は、IBMが半導体素材として銅からアルミに転換する変化をリードし、AMDに移ってからは同社の再建にも尽力した。女性以外では、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏やアルファベットのラリー・ペイジ氏がランクインしている。反トラスト法違反や個人情報問題などで向かい風に直面するものの、それぞれの業績で果たした両氏の役割が甚大であるためだ。詳細は、本誌をご覧下さい。
当サイトが定点観測するアップ・アンド・ダウン・ウォール・ストリート、今週は6月18~19日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、利下げと米株市場などへの影響を考える。抄訳は、以下の通り。
経済が必要としない利下げ、市場が求める―The Rate Cut the Economy Doesn’t Need — but the Markets Do.
「誰を信じるつもりなのか。あるいは私か自分自身の目か?」とは、20世紀前半を中心に米国でコメディアンとして全米を風靡したグルーチョ・マルクスの言葉である。その疑問は、今のFOMCに
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