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年金は日本企業の収益性が上がれば問題ない — 水口 進一

経済ニュース
金融庁が年金だけで老後を暮らすことはできないという報告書を出して多くの人が批判しているようです。しかし、そもそも日本は税と社会保障を合わせた国民負担率は世界的に低いほうですし、老後を国にだけ頼るのは無理な話です。
老後をすべて国が面倒を見ろというのであれば、北欧並みに税や社会保障費の負担を上げるべきでしょう。ただ、日本の場合はこれまで年金が日本株を爆買いしてきたという特殊事情があり、日本の会社が資本の有効活用をすれば株の利益で年金の足りない分を補填することができます。
シルバーブレット/写真AC(編集部)
現在の日本企業のROEは世界と比べても極めて低く、通常であればROEは15~20%あるものの日本は二桁にも届かない9%の低いレベルで低迷しています。そして株価が企業の純資産の何倍かを示すPBRはPER×ROEであらわされ、PERは長期的に15で変わらないのでROEが低ければPBRも低くなります。
PERが平常値の15でROEが15~20%あればPBRは2~3倍になるのですが、現在の日本はROEが低く、PERが12で若干割安なのでPBRが1程度しかありません。
現在の日経平均の一株当たり純資産は19000前後でROEが15~20%あればPBRが2~3の値を取り、日経平均は38000~57000になります。アベノミクスでものすごく株価が上がったように見えますが、日本企業がちゃんと稼い

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