第82回地域力おっはークラブは、つくば市役所の小林遼平さんにお話を伺いました。
35歳係長にして、ペデストリアンデッキ等をオープンカフェやイベント等で活用する「つくばペデカフェプロジェクト」、無電柱化での開発等を日本で初めて義務化した「つくば市無電柱化条例」など様々な事業に取り組まれる小林さん。
(写真提供:小林遼平さん)
「まちづくりは楽しく」
「出過ぎる杭は抜かれる」
を強調。
そして、
「とにかく現場に足を運ぶ」
「行政官の立場だけではなく、プライベートでお客さんとしても関わる」
「事業者が困っているときに少し助ける」
ことで、事業者からの信頼が築かれたとのこと。
具体的には、事業者が公道でイベントを行うときには、警察署など関係機関との調整が大変ですが、市役所内にワンストップ窓口を設けることで、簡易化・迅速化。
信頼関係があるからこそ、事業者と長期的・全体的な視点に立った話し合いができます。
また、係長という立場で仕事量が多いゆえ、
「仕事に優先順位をつける」
「無駄なことはやらない」
ことを徹底。
上司にも「これは無駄だからやりません」とはっきり伝えます。
一方で、新しいプロジェクトを進めるときは、市役所の幹部と信頼関係を築くことが大切。折に触れて幹部に直接説明されます。
大きな組織の中で、若手がどう提案し実現するか、参考になるところが多かったです。
次回のおっはークラ
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