ニューヨークの地下鉄の4、5、6ラインを利用している人たちはここのところ、ユニオンスクエアやグランドセントラルなどあちこちの駅で新しい改札機を目にしていた。改札機の画面には「Test Phase/Coming Soon」(テスト中/近日利用開始)と表示されていた。この画面が、今週ついに変わる。
グーグルは新しいモバイルペイソリューションをすでに発表していた。そして今度はグーグルの最大のライバルが参戦する。5月31日(金)から一部の駅でApple Payが使えるようになるのだ。サービスが始まれば、iPhoneかApple Watchをかざして地下鉄に乗れるようになる。
この機能を利用するには、iOS 12.3とwatchOS 5.2.1が必要だ。そしてWalletでFace IDかTouch IDを使ってデビットカードかクレジットカードをExpress Transitに設定する必要がある。このように準備しておけば、iPhone 6sとiPhone SE以降と、Apple Watch Series 1以降で、NFCを使って地下鉄に乗れる。
システムの動作は想像通りだ。iPhoneかApple Watchをディスプレイにかざすと音が鳴る。ディスプレイには大きく「Go」と表示され、デバイスは「Done」(完了)となる。クレジットカードが有効であれば、これでOKだ。大勢のニューヨーカーがみ
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