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「5G」電波の有効利用へ 新しい解決策【言論アリーナ概要】

経済ニュース
2020年から我が国で本格展開される第5世代移動通信システム「5G」。24日に放送した言論アリーナでは、現在は自民党行政改革推進本部事務局長および情報通信調査会事務局次長を務め、前総務大臣政務官でもある小林史明衆議院議員と山田肇ICPF理事長をゲストに招き、政策的観点から見た5G時代の可能性について池田信夫・アゴラ研究所所長と討議した。
現行の4Gより超高速・大容量となる5Gは、IoTや自動運転など第4次産業革命を支えるインフラだが、小林氏は「いちばん面白いのは“低遅延”」と言う。都内の視察先から神奈川県内にある建設機器をリアルタイムに動かした事例を紹介しながら、「5Gというと携帯(電話)の話になりがちだが、産業全体が大きく変わる」と述べ、B2Bで起こる“ゲームチェンジ”のインパクトを強調した。山田氏も「自動運転の時代、制御が遅れると衝突があるかもしれない。(その意味でも)遅延がないのは決定的に重要」と述べた。
5Gの遠隔医療実験の視察をタブレットで説明する小林氏
一方で5Gを普及させる上で避けられないのが電波の割り当て問題だ。5Gの割り当ては法改正により、次回からオークション方式に変更する。小林氏は「諸外国のような競り上げ方式ではなく、入札方式なので金額が上がりすぎることはない」と述べ、オークションの懸案である法外な高騰は避けられるとの見方を示した。
これに対し、山田氏が「金額

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