生命保険や自動車保険など、保険は我々にとってとても身近なものであると同時に、検討から実際に使うまでのプロセスは複雑で、頭を抱えさせるものでもある。
保険はお金がかかるものだからこそ慎重に選びたいが、複雑であり、選んだ後もプランや支払いについて理解しきれず、損をした気分になる読者の方も多いのではないだろうか。
そんな悩みを解決するのが、インシュアテックのスタートアップだ。インシュアテックとはInsurance(保険)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語で、現在テクノロジーを活用した保険事業を行うインシュアテックスタートアップが増加している。
(グラフはFinTech Globalより)
上のグラフをみてわかる通り、インシュアテックへの投資額は2014年には約5億ドルだったものの、次の4年で約6倍ほど跳ね上がっている。合計すると、この4年間のうちにインシュアテック分野への投資は、8,500億円、600件の投資取引があった。
さらに今年2019年の9月には、ラスベガスでInsure Tech Connect(ICT)という世界最大級のインシュアテックに特化したトレードショーも行われるなど、インシュアテックは今後注目の分野とされている。
そこで今回は、数あるインシュアテックのスタートアップの中で、アメリカにおける特筆すべき成功事例を3つ紹介する。
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