独週刊誌シュピーゲル最新号(5月18日号)はオーストリアの極右政党「自由党」の前党首シュトラーヒェ氏の「イビザ島事件」を詳細に報じている。スペイン領の避暑地イビザ島の別荘でシュトラーヒェ氏が自称「ロシアの新興財閥の姪」と会合し、そこで党献金の引き換えに政府の公共事業の受注を約束するなど、「酒の勢いもあってスキャンダルな言動」をした。会合事態は私的なものだったが、その会合が何者かにビデオで撮影されていたのだ。
This is the english version of our story about the #Strachevideo: https://t.co/dCf2T235Vd
— SPIEGEL ONLINE (@SPIEGELONLINE) 2019年5月17日
シュピーゲルと南ドイツ新聞が17日、6時間を超えるビデオの内容を報道した。その結果、シュトラーヒェ氏は引責を問われ14年間維持してきた自由党党首のポストばかりか、クルツ連立政権の副首相職も台無しにした。そして最終的にはクルツ国民党との連立政権を潰してしまったのだ。同氏は大きな代償を払ったわけだ。
イビザ島事件はシュトラーヒェ氏を陥れる“罠”の会合だった可能性が高い、という当然の推測が出てくる。個人的な恨みからというより、極右党の指導者をスキャンダルに陥れ、極右政党を弱体化させる狙いがあったはずだ。
スポンサーリンク
誰が極右党党首を罠に嵌めたのか
最近の投稿
- 「東大卒記憶王」が伝授する"物忘れ"の解決法 「頭が悪いから」「もう年だから」は関係ない | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン
- なぜ日本ではFit to standardが上手くいかないのか?
- 特定社会保険労務士受ける意味ある?
- 高精度基板とAI検査で未来を支える!知られざる優良企業、シライ電子工業(6658)を深掘り
- 新年こそ目標設定をしよう。効果的な目標設定方法
- プロジェクトリーダー:求められる5つの役割とスキルセット
- Preferred Networks 富永朋信氏「購買モチベーションとブランドDNAを数値化し、リテールオペレーションを革新する」
- "自分軸"で考える、今年こそ「後悔しない生き方」 改めて問いかけたい「人生で何が最も大切?」 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン
- AI時代にこそおすすめな「20世紀最高の哲学者」の入門書とは 竹迫良範氏が選んだ「新年に読みたい一冊」
- 小中学生にも否定された「昭和保守」にはもう守るべき価値がない
コメント