日本の社会でずっと抵抗感がある消費税。二度の延期を受けて三度目の正直になるのか、二度あることは三度ある、になるのか様々な「読み」があるところですが、個人的には上がるのだろうな、と思っています。
上がらない(いや、上げない)と願っている側の論拠は米中通商戦争の行方次第で日本も相当の影響を被るだろうというものです。では米中通商戦争が最悪の時代を招いたとして、リーマンショック級の景気後退を招くか、といえば現時点では想像しにくいと思います。大規模で世界規模の経済崩落の原因は想定外の事態が発生し、対策が追い付かない場合が多いわけですが、今回の通商問題は交渉であって、コントローラブルであります。
両国が貿易の扉を閉めるとは諸刃の矢であって、無意味であることは100も承知。ならば、それが引き金でリーマンショック級の経済変動が起きると考えること自体がふしだらであります。
一方、政府は景気判断を6年2カ月ぶりに「悪化」としました。外需が伸びないことがその主因とされますが、オリンピック前の内需もありますので仮に景気変化の局面にあるとしても消費税増税を取りやめるほど大幅な下落とはならないとみています。
昨日発表された1-3月のGDPは想定外の0.5%成長(年率換算2.1%)となり、事前の専門家の予想をことごとく覆しました。(ただし、中身は非常に悪いのでこの件については別の時に考察したいと思います。)消費
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上がるのか、消費税
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