楽天の国内EC流通総額は13%増の8750億円【2019年1Qまとめ】
楽天の2019年1~3月期連結業績(第1四半期)における国内EC流通総額は、前期比13.3%増の8750億円だった。
第1四半期から一部事業で内部取引消去を行ったため、数値を遡及修正している。その数値から算出した前年同期(2018年1~3月期)の成長率は9.7%。2019年1~3月期の成長率は前年同期比3.6ポイント増となっている。
国内EC流通総額"の推移(画像は楽天の決算説明会資料から編集部がキャプチャ)
国内EC流通総額は楽天市場のほか、トラベル(宿泊流通)、ブックス、ゴルフ、チケット、ブランドアベニュー、ドリームビジネス、ラクー、ビューティ、マート、デリバリー、楽天ダイレクト、カーライフ、クーポン、ラクマ、楽天デリバリープレミアム、Rebates、Raxy、楽天西友ネットスーパーなどの流通額の合計。
モバイル比率は拡大中
2019年1~3月期の「楽天市場」モバイル流通総額比率は73.1%で前年同期比6.6ポイント増。
2019年1Qの「楽天市場」モバイル流通総額比率(画像は楽天の決算説明会資料から編集部がキャプチャ)
楽天エコシステム(経済圏)のメンバーシップバリューは4.6兆円
楽天エコシステム内において会員の価値を示す「メンバーシップバリュー」は2019年1~3月期で4.7兆円。前年同期比で10.5%増。前四半期比で1000億円の増加。
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