この記事ではUX、UIデザイナー、デジタルデザイナー、プロダクトデザイナーを総称して「UXデザイナー」と表記しています。
UXデザインはインターネットが普及する以前とは位置付けが変わり、UXデザイナーが職業として肩書きがつき始めたのはごく最近のことです。私がこの世界で仕事を始めたのはiPhoneが発売されてからほんの数年がたったころでUXというものが意識され始めたばかりでした。
もちろんUXの仕事は少なかったですし、「ニッチでなんだかかっこいい仕事」といったイメージでした。とはいえ私の両親はいまだに私が何をしているか分かってはいないのですけど…。まぁその時UXがどんな位置づけだったのかという事は分かっていただけると思います。
デザインやテクノロジーはすごいスピードで発展している分野ですから、多くの人たちが違う分野からこのUXという分野に移ってくるのも納得です。経済学の学士号を持った人がグラフィックデザインを仕事にしていて驚いたこともありました。
スケッチアプリ、テンプレート、UIキット、簡単に始められるデザインのシステムといった素晴らしいプラットフォームを使えば、簡単にこの分野に飛び込むことができます。ですから私たち自身がこの分野の天才である必要がないのです。
 
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