早いもので時代が令和に変わり、今日で1週間になる。振り返れば、平成は平和で穏やかだったものの、経済的には停滞と後退が続く時代だった。GDPは中国に抜かれて世界3位に後退、潜在成長力はマイナスに陥った。2017年のドルベースGDPは4兆8732億ドルと2010年の0.9倍に縮小し、平成末の日経平均株価は昭和末の6割にも満たない水準にとどまった。活力を取り戻すには、成長力の回復が不可欠だ。それにより、膨張を続ける社会保障費を賄ったうえで、活発な消費が起きる安定成長社会を築く必要がある。今日は、その活力回復に必要な10のカギについて考えてみたい。
Source: 現代ビジネス
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