ソーシャルメディア全盛期において、人々はかつてないほどに視覚的コンテンツを公に出すようになっています。いえ、そうせざるを得なくなっていると言ってもよいでしょう。最初に画面上で画像を目にしても数秒しか注目せず、それ以降はすっかり忘れてスクロールしてしまうものです。それほどに見た目というのは重要なものなのです。でも、ユーザーがあなたの作ったアプリを本当に理解できないのであれば、もはや利用者数を気に掛ける必要はありません。スティーブ・ジョブズも、「デザインとはどう見えるか、どう感じるかというものではない。機能するものである。」と発言したことがあります。そう、彼はデザインの本質を理解していたのです。
Fintechに求められるUI/UXデザイン
Fintech向けのアプリ(ネットバンク、ネット証券、ギャンブルのオンライン投票、デジタルウォレットアプリなど)を開発するのであれば、UI/UXデザインは分かりやすく、操作しやすいものである必要があります。そんなの当然のことだろう!と言う方もいらっしゃるでしょう。デザインというものはどれもシンプルで使いやすくあるべきです。とはいえ、ファイナンスの世界は、働く者にとっても、顧客にとっても、そう簡単なものではありません。大半のFintechユーザーは、業界特有の専門用語やサービス名の意味が分からないですし、表示されているデータが何を表す
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