平成はいい時代だったとかいう人々の声をテレビは伝える。この失われた30年(安倍首相の再登板以降については議論があるだろうが)をいい時代だったというのは、ひたすら遺産を食い潰して贅沢三昧を送るどら息子・どら娘の発想だ。
政府サイト、Wikipedia、NHKニュースより:編集部
それを、テレビが嬉々として疑問もなく伝えているようでは、この国に未来はあるまい。暗黒の30年から希望の未来を築くために気持ちを切り替えない限り地獄行きだ。
平成の30年の総括は、『辛口の平成10大ニュース(世界・日本・皇室)』でしたしぜひまだの方は読んでいただきたいが、そのうちの日本についての総括部分を再掲すれば以下の通りだ(一部字句修正)。
明治から昭和の頑張りで日本は世界でトップクラスの経済力をもつ国になった。平成にあっては、その残り香のおかげで生活や文化の質は引き続き向上した。バブルは経済には深刻な爪痕しか残してないが、文化や生活は大分豊かにしたのである。問題は自分たちの幸福が前代の貯蓄の食い潰しであり、国際環境の変化への驚くべき無警戒の結果であることを理解してないことだ。
それでは、「平和で戦争がなくて良かった」のか?中国の軍拡や北朝鮮の核ミサイルの脅威にさらされるようになった危機的状況にあって何ということを言うのか。大規模テロも難民流入だってたまたま起きてないだけだ。
よかったといえる状況では
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