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美智子さまのピアノ演奏とカタツムリの悩み

経済ニュース
童話で心が昇華される
天皇陛下が30日、退位されて上皇に、皇后さまも上皇后になられました。上皇后さまとは、身近な距離でお話する機会がたまたまあり、「でんでん虫(カタツムリ)の悲しみ」というタイトルの児童文学を話題にしました。そのことを5年前ブログに書いたところ、今も読んで下さる方をお見掛けします。
カタツムリが自分の背中の殻には、重荷や悲しみがいっぱい詰まっていると、仲間に訴えました。仲間は言いました。「それはあなただけではない。自分もそうだ」と。それ以来、カタツムリは「自分だけが特殊ではないのだ」と悟り、重荷や悲しみに耐えていけるようになったという主旨です。
大きな国際会議でのスピーチでのお話です。皇后はご自分の心境をカタツムリの話に重ね合わせたのではないかと、私は想像しました。公の仕事から身を引かれるのを機会に、このブログを再録しました。
(以下、再録する本文です)
2013年9月29日、天皇、皇后両陛下が群馬県草津町で開かれた「国際音楽アカデミー・フェスティバル(音楽祭)」でコンサートを鑑賞されたという記事が掲載されました。幼い子供の手の平くらいの大きさの、小さな記事でした。皇后陛下がピアノを弾く姿を撮ったマッチ箱ほどの写真もそえてありました。コンサートに先立ち、ピアノレッスンを受けられる公開講習会にも参加し、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」をピアノで演奏された時の写真です

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