(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)
安倍晋三首相が4月末に訪米し、ドナルト・トランプ大統領と首脳会談を行った。5月と6月にも会談の予定があるという。日米両首脳の関係はきわめて親密に見える。両首脳は一体どんな絆で結ばれているのか。また、米国側の反トランプ勢力は「敵」の友に等しい安倍首相をなぜ批判しないのか。
安倍・トランプ関係について、ワシントンを拠点にここ2年半ほど考察を続けてきた体験を基に論じてみたい。
批判されなくなった親密すぎる関係
安倍首相はこの4月26、27日の両日、トランプ大統領と長い時間をともに過ごした。公式会談に始まり、食事会、ゴルフ、メラニア大統領夫人の誕生パーティーでの懇談と、異例なほどの緊密な交流だった。
安倍首相とトランプ大統領(4月27日)、首相官邸HPから:編集部
トランプ大統領と他国の首脳との関係をみると、この交流がいかに特別かが分かる。つい最近の韓国の文在寅大統領の訪米では、首脳同士が1対1で過ごす時間はほんの数分だった。他の主要同盟国の最高指導者たちのトランプ大統領との接触をみても、安倍首相がどれほど特別かが歴然とする。なにしろ安倍首相はトランプ大統領との顔を合わせての会談が今回で10回目、電話での会談を含めればもう40回ほどになるというのだ。
「世界各国の指導者のなかでも安倍首相はトランプ大統領との緊密な個人的関
スポンサーリンク
安倍&トランプ、2人の仲が良すぎる理由 — 古森 義久
最近の投稿
- 老後の生活を一瞬でダメにする「悪い借金」の特徴ワースト1 – THE ALGEBRA OF WEALTH 一生「お金」を吸い寄せる 富の方程式
- 【精神科医が教える】「ありがとうの神様」を味方につける人、「すいませんの小悪魔」を引き寄せてしまう人 – 精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉
- 優秀なリーダーこそ陥る「自分でやったほうが早い」をスパッとやめる方法 – リーダーの言語化
- 奥田民生と井上陽水はどのようにして出会ったか?『雪が降る町』という曲の話と奥田民生が「友達は上下に持ったほうがいい」という理由 – 59-60 奥田民生の 仕事/友達/遊びと金/健康/メンタル
- 【小学生が布教するほどハマる!】心を育てる図鑑の作り方 – いのちをまもる図鑑
- #26 制度改定という名の環境変化と弊社の方針について
- 時給アップが難しい企業は社員、パートアルバイトにタダで資産運用を教えれば人が来てくれると思う
- マニアックすぎる資格第3弾!
- 【統計に明るくない方用】財務省の不適切なデータ解析について
- 「これだ!」に集中〜コーチング術で仕事を楽しく
コメント