遂に終わりを迎えた平成、そこで一番たくさん売れたシングルCDはSMAPの「世界に一つだけの花」との報道があった。販売枚数は300万枚を超えたという。ネット音源が大いに幅を利かせるようになった今日、これだけの数のCDが売れたとは実に驚いた。
Amazonのアーティストページより:編集部
Wikipediaには、この曲は2002年つまり平成14年7月に出たアルバムの収録曲だったとある。まさに平成を代表する楽曲ということだろう。また「作詞作曲した槇原敬之によると、依頼を受けて最初に提出した作品をボツにされ、締め切りが迫る中で書き上げたという」とも書いてある。
筆者は「徒花」と書いた。「徒花」を辞書で引くとこうある。「咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実(じつ)を伴わない物事」と。さぞ大勢いるであろうフアンの方々には申し訳ないが、実は筆者はこの歌の歌詞がどうにも好きになれない。
そのこととその理由とを友人に話すと、ほぼ異口同音にこういう反応が返って来る。曰く、「お前は臍が曲がっている」、「あなたは考え過ぎよ」、「素直じゃないねえ」等々。好きになれない理由を書く前に、先ずはその歌詞をおさらいしよう。(太字は筆者)
「世界に一つだけの花」
NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one
花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね
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