FacebookがChromeブラウザのAPIに初めて貢献
Facebookは米国時間4月22日、GoogleのChromeブラウザのAPIに対して、初めて大きな貢献を果たしたことを発表した。
Facebookのチームは、Googleと共同で、ブラウザにコードを提供するためのAPIプロポーザルを作成した。これはFacebookとしては初めてのこと。このコードは、ウェブ上のツールや標準に関するFacebookの他の多くの仕事と同様に、ユーザー体験をスムーズかつ高速にすることを目指したもの。このAPIの場合、ユーザーがクリック、またはキーを操作してから、ブラウザが応答するまでの時間を短縮する。
この新しいシステムの最初の試験的な実装はChrome 74とともにリリースされる予定だ。
一般的に、ブラウザのJavaScriptエンジンは、コードの実行を制御している。そして、応答しなければならない入力が保留になっていないかどうかを確認するため、一瞬コードの実行を停止することもある。マルチコアのマシンで動作する最新のJavaScriptエンジンも、基本的にはシングルスレッドで動作する。そのため、実際にはエンジンは1度に1つのことしか実行できない。そこで、入力イベントを確認しつつ、コードの実行をどのように組み合わせるかということがカギとなる。
「他の多くのサイトと同様に、私たちもJavaScriptを小さなブロックに分割することでこの問題に対処してい
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