東京・北区長選は21日投開票が行われ、現職の花川與惣太氏(85歳)に挑んだ前都議の音喜多駿氏(35歳)は得票率で10ポイント近い差をつけられ、初当選はならなかった(敗戦の弁の動画は筆者のペリスコープより)
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— 新田哲史 (@TetsuNitta) 2019年4月21日
全国の現職市区長で最高齢、この日が誕生日だった花川氏を支える組織の壁は非常に厚かった。一見無謀なチャレンジに思われたが、政界関係者によると、3月下旬の時点で行った情勢調査では、音喜多氏が10ポイント弱のリードをし、こうした水面下の情勢は考慮していたとみられる。花川氏は高齢多選の批判もあり、地方議員としては異例の多数のテレビ出演を重ね、知名度のある音喜多氏の勢いがどこまで切り込めるか、統一地方選後半戦の目玉選挙となった。
しかし、音喜多氏本人も誤算だったと認めるように、花川陣営の組織戦が想像以上の結束を見せた。花川氏は前回の区議選で、自民との関係がギクシャクし、推薦が出なかったが、今回、前都議の高木けい衆議院議員がブログで明らかにしているように、政策協定を締結。自民党としての推薦こそ出なかったが、高木氏や区議など北区内の自民党組織が地元レベルで推薦を出す形となり、全面支援。
さらには公明党を支援する創価学会の動きも強力だったようだ。音喜多陣営はおそらく各種の情勢調査な
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