送料無料が大好きな消費者がお金を払っても良いと考える「送料無料以外の価値」とは? | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ
市場を支配しているアマゾンが、プライム会員向けに送料無料サービスを提供しているため、消費者は全員、送料無料サービスを享受しているという印象を受けます。
多くの小売事業者にとって送料のコストは重要です。消費者が送料の支払いを嫌がることを知っているため、常に妥協点を探しています。利益目標と最終収益の予測に基づいて決断する必要がありますが、同時に、送料無料以外の価値も常に模索する必要があります。ささいなことが購入につながることがあるからです。
消費者は思ったより送料を負担している
Internet RETAILER社と市場調査のToluna社は2019年3月、969人のオンライン通販利用者を対象に送料無料に関する調査を行い、小売事業者向けにまとめました。一般的な印象に反して、消費者はオンライン注文の送料を負担することが多く、平均して注文の20%は送料を支払っています。3人に1人の消費者が「少なくとも半分の注文に送料を支払う」と回答し、10人に7人が「注文の10%以上に対して送料を支払う」と答えました。
オンラインでの注文のうち、何%に送料を支払ったか(n=969/2019年3月)※ Internet RETAILER社とToluna社の調査を元にネットショップ担当者フォーラム編集部で作成
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