消費増税は6月の日銀短観次第 自民・萩生田氏(共同通信)
衆議院議員補欠選挙で自民党が敗れそうだということで、自民党の執行部がそろりそろりと動き出したということだろう。
目の前の選挙を勝ち抜くためにはなんでもやる、というのが、安倍総理であり今の自民党だ、というのが私の基本認識なので、消費税増税の延期と衆議院の解散・衆参同日選挙の実施で自民党が勝てそうだということになれば、消費税増税の延期くらいのことはやってしまいそうだ。
経済財政諮問会議で発言する安倍首相(官邸サイト:編集部)
安倍総理は、維新の勢いを削ぐために、維新の選挙準備が整わないうちにということで衆議院の解散を断行したり、小池新党の機先を制するために、新党の選挙態勢が整わない状況を見計らって乾坤一擲の衆議院解散を強行したことがあるから、自民党がピンチだということになれば、何でもやる。
二度あることは三度ある、と考えておくべきだろう。
大阪でも沖縄でも敗れてしまったら、自民党が選挙態勢を立て直すことは難しい。
選挙に強いという安倍神話を維持するのが、今の自民党執行部に課せられた使命だろうから、皆さん、本気で衆参同日選挙に備えられた方がよさそうだ。
その時になってから右往左往しても、遅すぎる。
つい先日までは衆参同日選挙はない、と踏んでいたが、情勢が急変し始めた。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブ
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