ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

社長と社外取締役との分かり合えないミゾ② 社長はやめられない

経済ニュース
写真AC:編集部
先日、A社長(老舗の東証1部上場会社)との会食における雑談。A社長曰く
「こうやって社長になってみると、やっぱり自分から退任時期を決めるのはむずかしいですよね」
「最初はしかるべき時期に…とは思ってましたが、周りを見回して後継者候補を具体的に選定しているうちに『この人たちが社長やるくらいなら俺がやったほうがマシ』と思っちゃいますもん」
「病気にでもなって足腰が立たなくなれば別ですが、やっぱり元気なうちはやめられませんよね(笑)」
私「じゃあ社外役員さんが『アンタ、もう感覚がずれてますからやめなはれ』って言って引退勧告したらどうですかね?」と質問したところ、
A社長曰く「ああ、それなら辞めます。そう言ってくれたらありがたい。強制的に辞めさせる制度、たとえば後継者計画を誰かが主導するとか、役員退任ルールを社外役員が中心になって作るとか、そういったものがあれば覚悟しますが、そうでもないかぎり、社長って実際になってみるとホント、人に譲りたくないですよ」
(ちなみに、その会社には顧問や相談役はいらっしゃいません)
ガバナンス・コードではCEOの選解任手続きの明確化や概要の開示が求められ、また後継者育成計画の策定なども要請されています。しかし実際には、社外取締役にとってはCEOに退任を要求するといったことはかなり勇気が必要です。
ただ、上記のA社長の話を聞きますと

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました