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ノートルダムの火事で失われたものと救われたもの

経済ニュース
情報は錯綜しているが、建築としては屋根が焼け落ちただけで、壁や鐘楼、背後の構造は無事らしい。ただ、火事や消火活動で傷んでいるだろうし、支えを失った形になっているので、不安定で、突然崩れるという可能性も否定できない。
フランス内務省Facebookより:編集部
屋根の構造材のかなりは13世紀以来のものだが、屋根の上の風景は、19世紀に中世建築の価値を発見したヴィオーレ・ル・デュックという建築家が創り出したものだ。非常に個性的な修復をしたので、中世のオリジナルとはだいぶ違うものになっている。それは、ちょうど、昭和初年に再建された大阪城天守閣が、豊臣時代のものでも徳川時代のものでもない独創的な、しかし、美しい姿であることとよく似ている。
崩れ落ちた尖塔ももとより10メートルも高くなっているし、デザインも華麗なものに代えられている。さらに、12人の聖人のブロンズ像が尖塔を囲み、そのなかには建築家自身をモデルにしたものもある(これらは最近、修理のために下ろされて無事)。
問題は、ステンドグラスだ。このカテドラルには正面と南北の側面に10メートル以上の直径を誇る薔薇窓がある。このうち、もっともオリジナルに近い状態で残っている北側側面のステンドグラスは無事だったようだ。南側面は19世紀に修復されたものだが、これは損壊したと伝えられている。正面のパイプオルガンの裏にあるものは、少なくとも全壊という

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