いつでも、どこでも、好きなものを!~コンテンツ接触の変貌~
情報メディアは、平成の30年間を通じて私たちの社会へどんな価値(つまり豊かさ)をもたらしてきたのでしょうか? 第3回から5回までは、情報行動を規定する三つの「C」、Communication、Content、Contextをキーワードに、『情報メディア白書2019』用に編さんした年表の読み直しにチャレンジしていきます。
三つのCは独立してバラバラにあるというわけではなく、この30年の中で相互に関連し合う度合いを強めている点が重要です。
前回の「Communication」に続き、今回の連載第4回は、コンテンツへの接触という視点から、平成の30年のメディアの歴史を振り返ります。
【目次】
▼スマホをスワイプする赤ちゃん~コンテンツ接触の現在~
▼物理的・時間的制約にしばられていた、コンテンツへのアクセス
▼デジタル化とインターネットがコンテンツ接触を変えた!
▼動画や音楽のインターネット配信隆盛
▼ゲームはアーケード、コンソール、ソーシャル/ゲームアプリを経て、eスポーツへ
▼サブスクリプションはマネタイズ問題の解決となるか?
スマホをスワイプする赤ちゃん~コンテンツ接触の現在~
1歳8カ月のYくんはママのスマートフォンをいじっています。YouTubeのアイコンを知っていて、自分でタップします。好きな動
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