認知症の当事者が言われる「生きづらい」ことや「生活しにくい」ことは、どういうものでしょうか。それは自らの意思とは関係なく、自らが望んでいない生活を余儀なくされること、また社会や環境が整備されていないこと等です。
でもそれは認知症の人に限らず、私たちにも当てはまることが多くあります。私たちはまさに”認知症を自分事”として考え、一人ひとりが人生の主人公でいられるような社会や環境を創設していきます。
NPO町田市つながりの開が運営するデイサービス「DAYS BLG」のパンフレットの一節だ。見学・体験させてもらったDAYS BLGはこの一節を具体化しているもので、これまでの認知症のイメージを変える、驚きの連続だった。
朝10時。メンバー(※BLGでは、いわゆる利用者のことを、スタッフとの垣根をなくすため、メンバーと呼ぶ。また、同じ観点からスタッフの制服もない。)、スタッフ、私も含めた見学者が簡単に自己紹介。その後、それぞれが午前中やりたいことをじっくり聞きだす。
「今日は、ホンダの洗車、パンフレットのポスティング、そして筍をなんとかするという仕事があります。皆さん、なにがやりたいですか」
「お昼ご飯は、なにがいいですか」
大きくホワイトボードに書く前田隆行理事長。
決して結論を急がない。意見が変わってもぜんぜん問題ない。ゆっくりと話しかける。もちろんもっと早く決めることもできるが、そ
スポンサーリンク
認知症の当たり前を変えた!東京都町田市のDAYS BLG
最近の投稿
- カザフスタンでの航空機墜落:ロシア軍による誤射の可能性も証拠を隠滅か
- 「売上停滞の真実」あなたの未来を変える最も大切な気づき
- 2025年そして未来へ。AGRIST株式会社から始まる新たな挑戦
- 女性起業家24名募集〜理念や価値観を大切にした経営に取り組むAmerican Express INNOVATOR’S LAB「ETIC.ソーシャルイノベーションセンターNEWS」2024年12月27日号
- 「スタートアップPR集中講座 2024」で学んだことをヌーラボの事業広報に当てはめて考えてみた💡
- 2025年の経営トレンド?社会課題に向き合う熱い経営者求む!経営者×NPOの共創から生まれる新たな社会的インパクトの最前線
- 【追悼】“中小企業のおやじ”52歳の鈴木修が語った「世界に通用する小型車、養子の悲哀」 – Editors' Picks
- サイバー攻撃で大混乱のJALだけじゃない!航空業界で「欠航・遅延」が相次ぐ理由 – Diamond Premium News
- 2024年の振り返り、そして2025年へ
- 現場担当者が役員目線を取り入れることを考える(資金繰り目線での初歩的な整理)
コメント