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岡山大の問題発見・解決力育成プログラム「SiEED」が始動、Evernote元CEOのフィル・リービン氏がエール

国立大学法人岡山大学は「SiEED」(STRIPE Intra & Entrepreneurship Empowermentand Development)を開講し、4月8日に基礎プログラムの第1回講義がスタートした。この講義は、岡山大学の学生や教職員に加え、社会人や中高生などにも開放されるもの。その直前となる4月6日に、同大学においてSiEEDの始動を記念して国内外からゲストが集結した。岡山大学の「本気の改革」に多くの関係者がエールを送った。
「マイントドセットの社会実装」を支える
SiEEDプログラムに対する想いを語る岡山大学学長槇野博史氏
冒頭に登壇した岡山大学の槇野博史学長は、SiEEDにおける人財育成について「社会課題を解決し、その成果を世界のパラダイムシフトにつなげていける開拓者、挑戦者の育成」と定義。SiEEDは、同大学がこれまで実践し、多くの実績を残してきた国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に照らし合わせたSDGs教育プログラムと接続することで、DP(Diploma Policy、大学を卒業するための学士力の要件)である「教養、専門性、情報力、行動力、自己実現力の5つの力」をより強力に高めることのできるプログラムであるとした。
槇野学長は「例えばイノベーションの創出においては、大学における研究成果・新技術と社会における製品化・市場投入とのギャップを

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