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保阪正康の「不可視の視点」 明治維新150年でふり返る近代日本(35) 軍人が「事変の早期終結」反対した理由

戦争を国家の「営業品目」に入れるのは、いわば帝国主義国家の当たり前の姿であるが、日本の場合、その主役が軍事指導者であった。彼らは、持たざる国のわが国が、軍事による権益の確保という結果を得るために、しばしば巧妙な論を振り回した。昭和6(1931)年の満州事変のときは、生存圏の拡大という論を振り回す論者もいた。どの国にも生存を保証するために、軍事力で支配圏を拡大する権利があるというのであった。
むろん
Source: グノシー経済

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