[youtube https://www.youtube.com/watch?v=PNEEFAqr8_c]
第5世代移動通信システム(5G)の電波割り当てについての比較審査(美人投票)の結果が出た。きょう政策カフェでその話をしたが、その結果がちょっとおもしろい。NTTドコモとKDDIが1位と2位で3.7/4.5GHz帯では2枠取ったが、ソフトバンクは最下位で1枠しか取れなかったのだ。その点数は4.7点と、楽天より少ない。
美人投票の審査結果によると、楽天の5G基地局の数がソフトバンクより多かったことが原因のようだが、こんなものは何とでも書ける。サービスを開始してから、予定より基地局を減らしても罰則はない。
3.7GHz以上の帯域で、携帯電話のサービスを展開することは困難である。既存3社は4Gと共用の端末にするだろうが、楽天は今は1.7GHz帯しかもっていない。5Gの基地局は半径100m以内に設置しなければならないので、すべてのビルの屋上に基地局を置く必要がある。大都市でしか5Gの移動通信サービスはできないだろう。
そんな高い周波数を使わなくても、今のスマホが使っているプラチナバンドと呼ばれる使いやすい帯域(電波は半径2~3km届く)が世界的に空いている。アメリカではT-Mobileが今年600MHz帯で5Gのサービスを開始する予定だ。この帯域ではITU(国際電気通信連合)の標準が
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