統一地方選の後半戦を前に、参院選の野党共闘に向けた立憲民主党と国民民主党の主導権争いが、ネットでも過熱している。
立憲民主党、国民民主党公式サイトより
とくに、立憲民主党最高顧問の菅直人がブログやツイッターで国民民主党の自主解散を要求し、所属議員に合流するよう秋波を送ったことが波紋を広げ、スポーツ紙のネットニュースにまで取り上げられる騒ぎとなった。
統一地方選前半が終了し、参院選までに進める野党再編の道筋がはっきりしてきました。小池都知事が結成した希望の党と民進党が合併した国民民主党は、政治理念が不明確なので解散し、参院選までに個々の議員の判断で立憲との再結集に参加するのが望ましい。 https://t.co/5WRcEALhBa
— 菅 直人 (Naoto Kan) (@NaotoKan) 2019年4月9日
しかし、不仲といえども、首相経験者でもある菅氏が他党に対して解散を公然と要求するのはさすがに前代未聞だ。これには野党シンパの人たちからも疑問の声があがり、政治学者の山口二郎氏ですら「この手の上から目線発言が、野党協力をさらに困難にする。よく考えてものを言ってほしい」と苦言を呈する始末。
この手の上から目線発言が、野党協力をさらに困難にする。よく考えてものを言ってほしい。 https://t.co/iZX6pdc4Jb
— 山口二郎 (@260yamaguchi) 20
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