この記事は、しばしば考慮から外されてしまうグループについて取り上げる〈the Spire Digital Accessible Designシリーズ〉の第1部です。私たちは日々、デザイナーの実践のなかで、使いやすいデザインがつくられることを目指しています。
プロダクトデザイナーの仕事とは、出資者ないしプロダクトインフルエンサーの言い分に関わらず、消費者を大切にすることです。それはつまり、ラップトップを開くたびにまず自分の思い込みをチェックし、友人や家族を忘れて、手元にある製品とそれがリリースされている世界の大きさや多様性に集中することを意味します。いつでも、使いやすいデザインについて考えていなくてはならないのです。
すべての人のためにデザインするということは、ときには障害を持った人々のために立ち上がることであったり、製品のルックアンドフィールのために、ワクワクするデザインやクライアントのビジョンを後押しすることであったりします。私のメンターはいつも、最悪のデザイナーとは自分のためにデザインする者であると言っていました。私たちの仕事とは、すべての人々のために、できる限り快適で楽しい経験をデザインすることなのです。
私は最近、能力ないしテクノロジーへの適応具合に幅のある広い層の高齢者へ向けたアプリケーションをデザインする機会がありました。私がこ
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