一抹の不安を感じながら書き出した。コラムの「見出し」が先ず浮かんできたから、そのタイトルに相応しい内容を模索しながら書き出したからだ。
コラムを書く場合、最初にテーマが浮かび、その考えを展開させるために事実を集めながら、論理を展開させ、まとめていく。そして最後にその内容にマッチした「見出し」を考えるが、今回はタイトルが先に浮かび、その「見出し」を捨てるのはもったいない気がしたため、「見出し」に合致した内容を考え出した。内容が支離滅裂になる恐れはあるが、「見出し」に敬意を表しながら書き出した。当方の頭に浮かんだ「見出し」とは、「文在寅大統領に見る『政教分離』の極致」だ。
昨年バチカンを訪問した文在寅大統領(2018年10月17日、サンピエトロ大聖堂で、韓国大統領府公式サイトから)
文大統領は金正淑夫人と共に敬虔なカトリック信者だ。人権弁護士として歩んできた年月は神への信仰が支えとなり、苦しい時の励ましともなっただろう。イエスの「山上の垂訓」に心を躍らせ、人権を蹂躙されてきた貧しい人々を救済するために献身的な努力をしてきた日々だろう。
青瓦台(大統領府)の住人となってからは、文在寅大統領は心の中に温めてきたライフテーマ、南北融和政策、南北再統一を持ち出して政治の世界を歩みだした。文大統領の信仰はその時まで常に同伴し、話かけ、必要ならばイエスの教えに基づいて軌道修正を求めてきたこともあっ
スポンサーリンク
文大統領に見る「政教分離」の極致
最近の投稿
- TikTok 禁止が迫るなか、NRFではソーシャルコマースの話題が中心に
- 「若手の情熱が生む新しい音楽――ビクターエンタの『社内副業』挑戦」
- バルセロナは大気汚染レベルを継続的に削減している
- Despite VCs investing $75B in Q4 , it’s still hard for startups to raise money, data proves
- アシックスの挑戦—ランニング市場の革新とライフスタイル事業の成長
- 「AI開発者にも特許権――技術革新と公平性の狭間で」
- 電気自動車の普及を左右する3つの要因
- Cake.jp、チケット販売など行うぴあとグルメ領域で協業 第1弾はパン専門通販サイトをオープン
- 未来のスマートグラスは「ジェスチャー」が鍵に–CES 2025所感
- Windows 10サポート終了で迫るリスク "AI対応PC"への転換点となるか | インターネット | 東洋経済オンライン
コメント