新年度を迎えたドル/円相場は111円台で堅調な推移を続けている。とはいえ、2018年度のドル/円相場の値幅は10.45円(114.55円-104.10円)であり、年初のフラッシュクラッシュの分、2018年の暦年レンジ(9.99円)よりも拡がったが、それでも過去10年間で最小だった2017年度(10.17円)と大差はない。近年、リスクオンムードが強まる時は円売り・ドル売り、リスクオフムードが強まる時は円買い・ドル買いと同じような方向に動く相場が増えており、明らかにドル/円の方向感が失われている。
Source: 現代ビジネス
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