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大阪ダブル選挙維新勝利は論理必然 + 統一地方選評

経済ニュース
大阪ダブル選挙は維新の完勝に終わった。知事選挙はゼロ打ち(開票率ゼロでの当選確実)という情報が夕刻から流れていたが、その通りになった。
知事選に当選した吉村氏(大阪市サイト)、市長選に勝利した松井氏(編集部撮影)
私は、3月28日のFacebookで次のように書いたが読み通りとなった。
大阪のダブル選挙は、瞬間風速としては、維新側に流れが傾いているようだ。ダブル選挙について庶民ははじめは変だと思うが、都構想を推進する維新の立場からいえば、ダブル選挙にして勝負をかけるというのはいちおうもっともで、選挙戦を通じて両方の説明を聞く機会があれば維新側の説明がもっともだという人が増えるのは仕方ない。そこを焦点にせずに政策で勝負すべきだ。共産党との共闘も勝手にしてもらっているのにとどめないと説得力がない。準与党として受け入れるのかということになる。
そもそも、大阪の二重行政の弊害など誰だって感じてきた。それをどう解決するかといえば、大阪市はかつて特別市になって大阪府から独立しようと言っていたし、自民など「反維新」が原状維持のメリットを訴えるのはおかしいのである。
あるとすれば、迫力ある対案を出すのが筋であった。たしかに、現実に大阪府と大阪市の協力はうまくいっており、大阪都構想などいらないなどといえば、もし、知事と市長が違う党派になったらうまくいかないではないか、といわれたら二の句が継げない。

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