経済的に厳しいご家庭が、サポートに繋がれずに孤立し、どんどん追い詰められてしまう現状があります。
その現状をどうにかしたいと、行政や企業、NPOの仲間たちと力を合わせ、考え出したのが、経済的に厳しいご家庭に食品を届ける「こども宅食」の仕組みです。
2018年度は570世帯に、2ヶ月に1回ご自宅に食品を届けてきました。
こども宅食は、食品の配送が一番の目的ではありません。
食品の配送を定期的に行う中でご家庭を見守り、いち早く困りごとをすくいあげます。また、必要な支援につないでいくことを大切にしています。
この仕組みが全国に広がれば、生活や子育て、仕事の大変さで疲弊している親子が、本当に追い詰められてしまう前に、必要な支援に安心して繋がれる社会になる。そう思っています。
そのために、1年でも1ヶ月でも早く、全国にこの仕組みを広げたいと考えています。今、本当に困って孤立している親子が、全国にたくさんいるからです。
そのためには、全国各地で子どもやその家族のために何かしたいと考えている方達に、こども宅食の仕組みを取り入れてもらうことが必要です。
それぞれの地域で、それぞれの地域のニーズに沿うように「こども宅食」がアレンジされて広がれば、1組でも多くの親子をサポートすることが出来ます。
そして、実際に、こども宅食と同様の取組みが、全国で広がっています。
今回は、その中から、いくつかの事例を
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