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選挙報道の学歴欄では大学院の修士・博士の区別をつけるべきだ

経済ニュース
シルエットAC:編集部
私が出馬予定の市議選が近くなり、報道機関からの問い合わせも増えてきた。その時に感じることがある。
私が接した報道機関は全て、大学院の修士課程と博士課程の区別をつけない。それでは適切な情報を読者に伝られないのではないだろうか。
私の学歴を古い順に書くと、
東京大学卒
東京大学大学院修士課程修了
東京大学大学院博士課程単位修得退学
九州産業大学大学院博士後期課程修了
である。
ちなみに、「単位修得退学」というのは正式な学歴ではない。大学に依頼すれば「博士課程を所定の単位を修得した上で退学した」という証明書を発行して貰えるが、これを学歴として認めるのは大学の職に就く時位で、世間的には中退でしかない。
それぞれのタイミングが最終学歴であれば、選挙報道でどう書かれるかというと、
東大卒
東大院修了
東大院中退
九州産業大院修了
となるのが一般的のようだ。これだと、2番目と3番目が逆転することになる。果たして『候補者の人となりを伝える』報道として適切なのだろうか。
また、ある新聞社は「最終学歴」ではなく「出身学校」という表記になるそうだ。「最終学歴」は1つであるが、「出身学校」はいくつもある。
私の「出身学校」を書く際に、「九州産業大学」というのと「東京大学」というのでは、どちらが候補者の情報を伝えるという意味で、適切なのだろうか。少なくとも日常生活で私が「九産

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