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学問のすゝめのススメ:実学が必要という話は今の地方に必要

経済ニュース
Wikipedia:編集部
いろいろなことが始まる4月。地域に関わる仕事を始める方もいらっしゃるかと思います。
こないだ今地方に必要な推薦図書を求められて、「学問のすゝめ」を指定したんだけど、学校では全く的外れな、諭吉は人間皆平等ということを言った、みたいなちょー粗い話になってるけど、読めば全然違う。
世の中不平等なのは、学問してるやつとしてないやつの差だ。学問せい!学問しないとあんたの人生も国も潰れるぞ!ということが書かれているのが分かる。だけど学問は単に古文や和歌とかそんなものではなく実社会でも役立つ実学でもあるという話は今の時代こそ地方に必要な話そのものでもある。
今は原文はタダなのでぜひどうぞ。まぁ江戸時代の身分制が終わり、かつ欧米列強の中での日本という環境における自己啓発本的なものですが、当時の日本にとっては衝撃的だったんでしょうね。身分ではなく、学問か!と。それで反応したのが壱岐の松永安左エ門はじめとして地方の自由のきく若者たちだったのも印象的です。
今もそのあたり学ばざるして成果を出そうして、労力かけて、予算かけても失敗してるのを見ると、本質的ないまの時代に即した新たな学問のすゝめが求められていると感じます。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤きせん上下の差別なく、万物の霊たる

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