日本の近代史において明治と昭和は長かったこともありますが、時代の大きな節目にあったことで日本にとって大きな意味をもつ時代でした。ゼロから生み出す新しさを両時代に経験しています。
では平成はどうだったのでしょうか?これも長い時代だったと同時にゼロからやり直した時代だったとご意見される方も多いのではないでしょうか?私だってその一人かもしれません。勤めている会社がなくなり、予期していたとはいえ、いざそうなるとそれまで空回りしていた将来への展望が明日の生活という焦りに変わり、人間こんなに変われるのか、というほど刺激ある時を過ごしました。
官邸サイトより:編集部
開国と戦争という刺激は外部との関係により起きた衝撃でしたが、バブル崩壊は日本国内の問題にあったと思います。もちろん、その当時から世界経済の中の日本という見方はあったにせよ、バブルそのものは日本独特の歩みであったと断言してもよいでしょう。
それは奢りと緩みが生んだ国民総ジュリアナ状態だったと思います。ちょうど30年前の今頃、私は六本木の飲み屋でバカ騒ぎをして夜中の1時ごろ、10000円札をひらひらさせながらタクシーを捉まえ、なんと自分の名刺で会社へのツケで帰宅していました。まだパリパリの20代の頃です。(タクシー券が切れて名刺で乗るという裏技を使っていた人はさすが少ないと思います。)
不動産本部にいた際、私は本社の登録宅建主任者でした
コメント