懸命に「ペルソナ」を描いている、あなたへ
左手の小指を骨折してしまいました。レントゲンにはキレイに二本の筋が写っています。ふつうに生活している限りは痛みもないのですが、両手でパソコンを打とうとするとギプスがShiftキーを押しっぱなし。右手だけでは包丁も、皿洗いもうまくできません。
テニスで相手の放ったスマッシュ(強打)を、ぼくがうまく受け止められなかったのが原因。反省、反省、お恥ずかしいばかりです。自分のカラダを守る「小さな盾」であるラケットを、もっと自由自在に操れるようにならなくては!!
そういえば、古英語のtarga(盾)とet(小さい)が合わさった「小さな盾」が語源だといわれているマーケティング用語が「ターゲット(Target)」。商品開発はもちろん、コミュニケーション設計でも、とても重要なポイントであることはご承知の通りです。
例えば家庭用加工食品の場合。しばしば企画書には「ターゲットは30代・40代主婦」なんて書いてありますが、果たしてそれで十分なのでしょうか?同じ「30代・40代主婦」の中にも「家族に安心できるものを食べさせたい」「楽をしたい」「自分にご褒美を与えたい」など、いろんな人格がありますよね。
その、どこを突くのか?年齢や性別、居住地、職業といったデモグラフィック属性を超えた、もっと心理的な要因に踏み込まないと豊かなマーケティング戦略は描けないですよね
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