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あなたは上司とウマが合わなかった。毎日のように叱られて、精神的にもかなりしんどい思いをしている。「ちくしょう。なんで、俺ばかりがこんな目に!」。さらに、オーバーワークでミスを連発。上司は怒り狂い、同僚や部下の冷たい視線がつらすぎる。「絶対にゆるさない。仕返しをしてやる!」とあなたは決意を固めた。
今回は、『ダメなときほど運はたまる~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~』(廣済堂出版)を紹介したい。著者は、コメディアン、タレント、司会者、演出家として活動する、萩本欽一さん。
■仕返しすると運は消えていく
欽ちゃんは、「運をためるチャンスって 日常にいくらでも転がっているんです。なにかちょっとでもつらいこと、苦労することがやってきたとき確実に運はたまっています。ところがたいていの人は、その運をつまらないことで使っちゃう」と指摘する。
これは、いやなことがあると愚痴をこぼしたり、ヤケになったりすること。たとえば、仕事場で上司に注意されたら·その瞬間に運は少したまっている。しかし、上司に腹を立てて、「くそっ、今日は飲んで帰るぞ」なんてことをすると、たまった運は消えてしまう。しかも、飲んでるあいだにぐちぐち言ってたりすると、運はマイナスになる。
あなたの周囲を見渡してほしい。飲み屋で愚痴をこぼしたり、上司批判をしている人に成功者はいないはずだ。さらに
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