AIを活用した中古マンションのオンライン買取サービス「すむたす買取」を提供するすむたすは3月25日、不動産仲介会社向けの新サービスとして「すむたす買取エージェント」の無料提供を開始した。本サービスの公開により、不動産売却の新たな手段を提供していくとのこと。
すむたす代表の角 高広氏(左)とセンチュリー21イズミ東京の泉 乃梨子氏(右)
中古不動産の売却には通常、内見対応や価格交渉、購入者の与信調査などの業務が必要となるため、売り出しから価格決定まで1~2週間、売れるまでに3カ月から半年程度かかるのが一般的だと言われている。すむたす買取は、自社開発の価格査定アルゴリズムを活用することで、基本的なマンション情報のみから買取価格を自動算出。買取査定に最短1時間、売買契約後の入金まで最短2日を実現するオンライン買取サービス。同社によると、これまでの累計価格査定額は400億円を超えているとのこと。
すむたす買取エージェントは、すむたす買取のコアとなる技術を用いた仲介会社向けのSaaS。仲介会社が買取査定から契約までを迅速に処理できる環境を提供する。
同社によると、不動産は高額なので売り主は身近な仲介会社に相談したいというニーズがあることから、仲介会社向けのサービスを無料提供するに至ったとのこと。すむたす買取エージェントは2月にβ版をリリース。EQONが運営する不動産エージェント検索サービス「
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