20年ぐらい前までは世の動きは一部の人が牛耳ることができました。今年流行するファッションにしても車のトレンディな形にしても、住宅のデザインにしても流行する音楽や書籍もおおむね、方向感が一部の世界で作られてきたと思います。
今、音楽の世界では好みが見事にばらけてしまいました。誰でも知っているあの歌、この曲はより少なく、カラオケボックスでは「えー、こんな曲知らない!」という歌を友人が見事に歌いきるということもあるでしょう。
(写真AC:編集部)
会社の仲間で数人でランチに行けば「同じものを頼んだ方が早く来るぞ」と忖度し、一番初めに声をあげた人の注文に「俺もそれ」と「御意のとおり」をしていた時代は過ぎ去りました。メニューを穴が開くほど眺め、ベストチョイスを探し出す人が増えたのは「自分は自分」というアイデンティティがより明白になってきたからでしょう。
「ZOZOの前沢さん、うらやましいとは全然思わない」。こう考える人は多いはずです。1億円の限定版GTRが目の前を走り去っても目で追うこともなくなったのはそういうライフスタイルを望んでいないからでしょう。
かつて夢や人生のゴールは親や祖父母、賢人、先生あたりから聞かされていたものです。できれば一流の大学に入って一流の企業に入って、よい嫁さんをもらって子どもをもうけてマンション買って親に孫の顔を見せて、子供に塾通いさせて良い学校に行かせ、就職が決
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自分は自分である世界
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