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点字ブロックを考案した日本人

経済ニュース
息子が「Seiichi Miyakeを知っているか」と聞いてきた。当方は知らないと答えると、「グーグルを開けば、Seiichi Miyakeのことが紹介されているよ」という。日本のことを聞かれて「知らない」と答えるのは少々マズいと思いなおし、PCのスイッチを入れた。グーグルの最初のサイト(3月18日)に Seiichi Miyake が考案した点字ブロックの絵が載っていた。ちなみに、2010年以来、3月18日は「点字ブロックの日」という。
三宅精一(ウィキぺディアから)
多分、知らなかったのは欧州に住み、現代の浦島太郎のような存在となった当方だけで、多くの日本人にとってはよく知られた人物だったのだろう。弁解になるが、三宅精一が56歳の若さで亡くなった1982年には当方は既に欧州に住んでいた。同時に、素晴らしい日本人の存在を全く知らなかったことを恥ずかしく感じた。
少し、三宅精一のことをサーチした。岡山で旅館を経営していた時、友人が目の病気となって苦しんでいるのを見て、友人が路上に出ても安全に歩けるようにと点字ブロックを考案したという。グーグルの最初のページには、溝がついた舗石の上を杖で歩く視覚障害者が描かれていた。その点字ブロックはウィーンでも見たことがある。日本人の三宅精一が考案したものだ。
三宅が考案した点字ブロックは1967年、彼が住む町の盲学校近くの交差点に世界で最初に設置

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