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経営者が真剣に悩む人材の質

経済ニュース
私の会社は何年もスタッフ不足に悩まされていますが、事務所仕事は究極の効率化でしのいできました。ただ現場はそうはいきません。今度採用する方はスコットランド訛りがきつい76歳の方です。元気そうで本人もやる気満々なのでお願いすることにしています。
なぜここまで高齢な方にするのか、といえば適齢の人材は払底しているからです。いや、正しくは人材はいますがどうせすぐに辞めます。仕事に飽きてしまうか、もっと待遇の良いところに移ってしまうのです。どこに行くのかと思えば案外レストラン業界だったりするのでなぜ、と聞けば「チップだけでびっくりするほどの収入がある」という言葉になびいてしまうようです。
(写真AC:編集部)
つまりその人の将来的なスキルよりも目先の報酬になびいてしまうイージーゴーイングなのでしょう。そして、正直、私が接してきた適齢のスタッフ達は要求は十二分ですが、業務レベルは不満だったこともしばしばありました。結局どうなるかといえば先方が辞めるか、こちらが絶縁状を突き付けるかのどちらかになってしまいます。その一方である程度の年齢の方は仕事を一生懸命真面目に取り組んでくれ、仕事のホウレンソウ(報告、連絡、相談)ができる方が多く、任せられるという安心感があります。
仕事のクオリティが悪くなっているのはどの業界も全般的に言えることかと思います。そこをどうにかして形に持っていくのがマネージャー達の仕

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