ビジネス上のやり取りで一番大切なことは、要点が端的にまとまっていることと、目的が明瞭であることだ。私が社内の誰かにメールを出すときは、シンプルに「イエス」「ノー」といったことを伝える。もちろん社外や目上の人に対して便りを出すときには、丁寧な文章が必要になるが、その2点を念頭に置かなければ、どんなに言葉を尽くしても意味のある便りにはならない。
上記は、3年程前プレジデントオンラインで連載された『北尾吉孝社長の「はなまる文章、赤点文章」』の内、『挨拶メール「1通だけ」で相手を口説き落とすコツ』と題された記事の冒頭部です。メールにしろ手紙にしろ電話にしろ一番良いのは「要にして簡」、即ち必要な事柄すべてを包含し簡潔に纏められているものに尽きると思っています。
長文・駄文で何が言いたいのか全く伝わらない、ダラダラと何か喋っているが何が焦点か全く分からない、といったことではいけません。ですから私の場合は、電話もメールも短いのです。但し、短くとも相手に対し非礼なきように、ちゃんと礼を尽くすということだけは、私自身がある意味心掛けていることでもあります。
拙著『実践版 安岡正篤』第三章「一流の仕事人になる為に身につけるべきこと」にも書いておいた通り、此の礼について安岡先生は御著書『知命と立命』の中で、「およそ存在するものはすべてなんらかの内容をもって構成されている。その全体を構成している部分と部分
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礼を尽くす
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